小生は連盟の赤字に関しては、連盟内部で処理すべき問題と考えます。将棋世界が売れてないのが原因ならば、その方向で対処すべき問題であり、内部留保が減りだしただけで、本当の赤字ではないのにスポンサーに増額を求めているとすれば、小生はそのやり方に同意できません。
もしこの名人戦契約問題が無事に解決しても、何年かの猶予のうちに黒字に転換できるよう棋士自身が考え行動し、それぞれの役割を果たしてくれますよう切に望みます。
この問題について、会社員である小生が当事者なら まとめるためにこうするであろうという考えを述べます。将棋界や連盟の実情や新聞社の内情は分かりませんが、今まで報道された記事を自分なりに咀嚼して綴っていきます。
小生考えるに
(過去)
・連盟理事会の毎日新聞社への話しの持って行き様が、まずかった。
・A〜D案で棋士に問いかけていますが、(結果は5/26の棋士総会)これらの選択肢では 到底まとまるとは思えない。
(連盟の考え)
・名人戦の契約金額アップ、悪くても今期以降4年間の棋戦全体の総合契約金額の現状維持。
・棋士総会にて棋士の総意を問い、その結果を受けると共に、その結果がどういう方向に進もうと、棋士全体の連帯責任と考えている。
(朝日新聞社)
・名人戦が毎日に移ってから、30年になるが、主催している朝日オープン選手権はタイトル戦ではない。(あるいは連盟からタイトル戦として認められていない。)
・今回、第3者の仲介があり、名人戦の主催を連盟に申し入れた。多分、現在のような大問題にならぬよう、慎重に事を運ぶように連盟に依頼したと思う。
(毎日新聞社)
・会長のHPの言葉ではないが、ここが分からない。
しかし、棋士総会までに、連盟は毎日の本音をつかもうと努力すべきではないか。理事会が直接聞くのが無理なら、引退棋士あるいは第3者から聞き出すとか、あらゆる手を使ってほしいものです。升田九段が昔よく言っていたじゃないですか。対局の時に相手が、「刀折れ、矢尽きても 座布団を投げるようにあらゆる手を使ってくる」と。
名人戦は絶対手放さないのか?名人戦と王将戦の両方主催は負担なのか?王将戦なら手放すのか?両方とも縁を切って将棋とはおさらばか?等、等。
過去の失態・失言は消せないのだから、これから先、どうすれば良いのかだけを考え、行動に移すしかないでしょう。
毎日の本音を聞き出せればそれで良し、金額が減らなければ その方向に進めば良い。こういう事態の収拾のためには朝日も最終的には ウンと言わざるを得ないでしょう。
毎日が本音を言ってくれなければ、あるいは金額が減りそうだと判断できるなら、はじめから本音を聞きだすとか悠長なことをせず、毎日自身に下駄を預ければよろしい。今後どうするか、毎日に決めてもらえば悪いようにはしないでしょう。
しかし、棋士というか連盟は恵まれていますね。大スポンサーに対して、手順を踏まずに離縁通告めいたものをよく出せるものですな。会社対会社であれば、もうあなたの会社とは取引しませんよと通告したのと同じで、普通なら相手方は通知書の撤回なんぞ求めず、もうそれでおしまいです。
将棋は文化?タイトル戦を載せるのは新聞社のステータス?が、いつまでも続くとは小生には思えません。
それから、もう一つ 会社員としての小生のアドバイス。
「感情的になるな。感情的になったら負け。」
どうしても感情的になりますわな。人間は感情の動物ですから、その時すぐに言葉を発したり、文章にしたら感情が入ってしまう。後から後悔しませんか?報道にしてもブログにしても、記録に残ります。
それに対して批判・反撃が出て、結局良い結果にはなりません。個人対個人ならば何とかなる可能性はありますが、公になっているのですから、それを聞いた全ての人が納得がゆく説明は後からでは無理。
毎日、ブログを更新しようとするから感情が入るのでしょうね、会長さん、O四段さん、他の棋士の皆様。